異常寒波の原因は地球温暖化?

この冬、異常寒波が日本や米国に襲来しました。
4日前の2月9日には北海道の各地で氷点下30度を超える寒波と降雪が襲い、関東も大雪になる可能性もあるとの予報で身構えていましたが、大雪にはならずにすみました。
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当地横浜も9日朝の気温は氷点下、日中も1~2℃で、2cmくらいの降雪でした。写真は9日午後5時頃の自宅窓から撮ったものです。
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米国は1月下旬から異常寒波が襲い、米国中西部では氷点下40℃を超える寒さでした。写真は消火の水が凍ってしまった火事現場です。米国トランプ大統領は、かねてから「地球温暖化はウソ」と言ってパリ協定から脱退したのですが、今回の寒波に「いったい地球温暖化はどうなったんだ? 戻ってきてくれ、必要なんだ!」とツイッターでうそぶいていたようです(寒波で多数の死者が出ているのに不謹慎との声があがり、ツイッターはその後削除したようです)。
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米国南東部のノースカロナイナ州の池が凍り、ワニが冬眠に入った写真です。6500万年前、寒さと食料不足で恐竜は絶滅しましたが、ワニは生き延びた生命力を今回も発揮しているようです。
異常寒波の原因に地球温暖化が挙げられています。
画像地球温暖化の影響は、高緯度ほど気温上昇が大きく、北極地域の気温上昇は世界の平均気温上昇の2倍以上と言われています。図は横軸が1月から12月までの月、縦軸は各月の平均気温を示しています。特に今年は北極の気温が、赤い線のように異常に上昇しており、米国は北極よりも低温を経験したようです。
画像北極地域の気温が上がると上昇気流が発達し、本来極地に留まっている寒気の環が中緯度地域に押し下げられてくるようです。高緯度を回っているジェット気流は本来寒気(極渦)の南下を妨げているのですが、極地と低緯度との温度差が縮まると、ジェット気流が弱まり、南に弯曲するようになり、寒気(極渦)が日本や米国のような中緯度地帯まで押し下げられて、結果として異常寒波の原因になっているようです。
夏の暑さと冬の寒さが増し、気候のよい春秋が短くなるのは淋しいですね。なんとか、気候大変動を抑える対策を世界各国が真剣に取り組んで欲しいものです。

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